2025.11.27
平屋の洗濯事情|どこに干す?中庭・軒下・サンルーム・乾燥機の選び方

こんにちは!HAPINICEです。
三大家事のなかでも手間を省きにくい洗濯。平屋を検討しているご家族から「洗濯物ってどこに干すのが正解?」「1階だけの家だと外干しスペースはどう作る?」といった声をよくいただきます。特に東三河エリアは晴れの日も多い一方、花粉・黄砂・虫などの悩みもあるため、家づくりの段階で“洗濯のしやすさ”を考えておくことがとても重要です。
この記事では、平屋の洗濯事情について、中庭・軒下・サンルーム・乾燥機の選び方まで具体的に解説します。平屋ならではの動線の良さや、暮らしの中で洗濯がラクになる間取りの工夫もよく分かる内容です。
「洗濯がラクな家で暮らしたい!」というご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!
平屋の洗濯物はどこに干す?4つの選択肢とメリット・デメリット
平屋はワンフロアで完結するため、洗濯動線が短く、家事効率が高いのが大きなメリットです。ただし、干し方・干す場所を誤ると「思ったより使いにくい…」という後悔にもつながります。
平屋には大きく4つの“干し場所”の選択肢があります。
ここからは、それぞれの使い勝手や特徴を深掘りします。
中庭・庭に干す |平屋の洗濯

平屋との相性が非常に良い場所です。
メリット
・外から見えないため プライバシー性が高い
・日当たりをコントロールしやすく 乾きが早い
・洗濯室 → 中庭の動線を近くしやすく、 移動距離が短い
デメリット
・日差しが入りにくい配置だと乾きが弱い
・風の通りを確保する設計が必要
・虫や花粉の入り込み対策が必要
軒下に干す|平屋の洗濯

平屋は軒を深くつくることも可能で、外干し派の方には軒下は人気です。
その際、物干し用のバーをあらかじめ作っておくと、物干し台を置く必要がなく足回りがスッキリします。
メリット
・雨が降っても濡れにくい
・直射日光が当たりすぎず衣類が傷みにくい
・外でも、半屋外のように扱いやすい
デメリット
・軒の深さによっては乾きが遅い
・風が抜けない配置だと湿気がこもることもある
・軒下の方角が悪いと冬場は乾きにくい

こちらのお家では、室内干しも可能なランドリールームから、軒下・庭にすぐ出られるような間取りとなっており、天気に合わせてどちらの場合もスムーズに洗濯が完結します。
サンルーム・ランドリールームに干す|平屋の洗濯

花粉などが気になる部屋干し派の方には、日光を採り入れられるランドリールームが人気。すぐ横にファミリークローゼットを配置することで洗濯物の管理が完結。
メリット
・花粉・黄砂・PM2.5の影響ゼロ
・急な雨の心配がなく、 365日干せる
・暖房・除湿機と併用でき 乾燥効率が高い
デメリット
・夏場は暑くなりすぎることもあり換気・空調に配慮が必要
・湿気がこもるとカビリスクが高まる

そのほか、普段は外干し→天気や季節によって部屋干し、の場合は、昇降式の物干しバーも利便性が高くて人気です。干す際には、届きやすい高さに下げることができます。干し終わったあとは高く上げておけば、通り道の邪魔になりません。
乾燥機(ガス乾燥機やヒートポンプ式)

共働き家庭からの支持が非常に高まっています。ガス乾燥機は強力ですが、ガス代が気になるところ。太陽光・オール電化の家なら、電気式の乾燥機も人気です。
寝る前に洗濯機のタイマー→出勤前に乾燥機に入れてオン→帰宅後は収納するだけ。天気に左右されず、洗濯のリズムを整えることができます。
メリット
・最速の乾燥スピード(ガス乾燥機なら2時間/電気式200Vで4時間程度)
・干す手間がゼロ
・天候に左右されない
デメリット
・本体費用+工事費が必要
・シワや縮みが気になることも
・機種や容量によっては音が気になる場合も
・乾燥機にかけられない繊維などもあり併用も必要
平屋の洗濯動線をさらにラクにするコツ


平屋の大きな強みは「家の中のすべてが近いこと」。
洗濯に関しても、洗う → 干す → 取り込む → しまうの動線を最短に設計することで、毎日の家事がぐっとラクになります。
毎日の三大家事|洗濯で手間になりやすいチェックポイント
・電源や物干し設備の配置
→ 室内干しやサンルームを使う場合、扇風機・除湿器・照明などの電源位置も事前に確認しておくと便利。
・外干しは天候や季節に左右される
→ 陽射しや風向き、雨や花粉などの影響を受けやすく、季節によって使い勝手が変わる。
・部屋干しスペースの確保
→ 雨や花粉の時に必要。十分な広さや換気、乾燥のしやすさを考えておく。
・洗濯物を運ぶ動線
→ 洗濯機から干す場所まで、また取り込んで収納するまでの動線をイメージ。段差や距離が長いと負担になる。
・収納場所との距離
→ 取り込んだ後にクローゼットやタンスまで歩く距離が長いと家事効率が下がる。
・干す量や家族の人数に応じたスペース
→ 日常の洗濯量に対して干すスペースが足りないと、まとめ干しで乾きにくくなる場合も。
家事ラク動線を考えるチェックポイント
- 洗濯室とファミリークローゼットを隣接させる
→ 衣類を取り込んだらそのまま収納。片付けが“秒”で完了。家族それぞれの収納スペースもまとめやすい。 - 干し場を洗濯機の近くに設置する
→ 中庭、軒下、サンルームなど。洗面脱衣室の隣やランドリールーム横など、数歩で干せる配置が理想。 - 中庭を活かして回遊動線を作る
→ 洗濯物を干しても外から見えにくく、風通しが良い。生活感を外に出さず快適に干せる。 - 段差や動線の障害を減らす
→ 洗濯室から干し場、クローゼットまで段差や扉の数を最小限にして、負担なく移動できるようにする。 - 日当たりや風向きも考慮
→ 洗濯物が乾きやすい方角・場所を意識。屋根や庇で雨対策も忘れずに。
まとめ
平屋はワンフロアで洗濯動線が完結するため、上手に計画すれば“最強の家事ラク動線”をつくれます。中庭・軒下・サンルーム・乾燥機など、平屋なら選べる干し場所は多く、それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。
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