住宅の耐震診断とは?流れ・費用・注意点を解説 | 豊橋市の工務店ならハピナイス

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2025.08.15

住宅の耐震診断とは?流れ・費用・注意点を解説

住宅の耐震診断とは?流れ・費用・注意点を解説

住宅の耐震診断とは?流れ・費用・注意点を解説

こんにちは!HAPINICEです。

「今住んでいる家は地震に耐えられるの?」「中古住宅を購入予定だけど、耐震性が心配…」そんな不安を感じているご家族も多いのではないでしょうか。

特に、子育て世代やこれから注文住宅を建てる方にとって、住まいの「地震への備え」は欠かせない検討ポイントです。

この記事では、耐震診断とはどのようなものか、診断の流れや費用、そして依頼時の注意点について詳しく解説します。耐震診断の知識は、新築・リフォーム・中古住宅購入すべてに役立ちます。

また、HAPINICEが家づくりにおいて「耐震性」をどのように確保しているかについてもご紹介します。

豊橋・豊川・田原・蒲郡・新城・湖西市で安全な家づくりを考えている子育て世代のご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!

耐震診断とは?その目的と重要性

モスグリーンのガルバリウム壁が印象的な2階建ての堅牢なお家

耐震診断とは、住宅が大地震に耐えられるかどうかを調べる調査のことです。

1981年(昭和56年)に「新耐震基準」が導入されてから、旧基準で建てられた住宅の多くは、地震時の倒壊リスクが高いとされています。

国土交通省の調査によると、旧耐震基準の木造住宅の約8割が、耐震補強をしないと大地震で倒壊の危険性があるとされています。

以前に見学した、とある築50年の住宅では、柱の接合部が緩く、壁の配置も偏っていたため、耐震等級でいうと「等級1以下」と評価されていました。

このように、住まいの安心安全を守る第一歩として、耐震診断は非常に重要です。

耐震診断の流れと調査項目

白のデザイン平屋住宅であるハピナイスの大山モデルハウス

耐震診断の手順は大きく分けて3つのステップがあります。

STEP1:事前相談・建築図面の確認

まずは診断を依頼する工務店や設計事務所に相談を行います。

建築図面(設計図や確認申請書類など)を用意しておくと、調査がスムーズです。

図面がない場合でも、現地調査で対応してくれる業者も多くあります。

STEP2:現地調査(目視・計測・構造確認)

専門の診断士が現地に赴き、以下のようなポイントを調べます。

  • 壁の配置と量(バランス)
  • 基礎のひび割れや劣化
  • 屋根や外壁の重さと劣化状況
  • 柱や梁の太さ・状態
  • 接合部の金物有無
  • 建物の傾き(水平レベル測定)

これらの項目は、住宅の構造・強度に直結します。特に、筋交い(すじかい)や耐力壁の配置は、耐震性能に大きく影響します。

STEP3:診断結果の報告・耐震補強の提案

診断後、建物の総合評価(上部構造評点)が出され、1.5~0.3以下の点数で判定されます。

  • 評点1.5以上:大地震でも倒壊しない
  • 評点1.0以上~1.5未満:一応倒壊しない
  • 評点0.7以上~1.0未満:倒壊の可能性あり
  • 評点0.7未満:倒壊の可能性が高い

評点が低い場合は、耐震補強(壁追加・金物補強・基礎の補強など)の提案を受けることになります。

耐震診断にかかる費用と補助金制度

耐震診断の費用は、建物の規模や診断方法によって異なります。

  • 簡易診断(目視中心):3万〜5万円程度
  • 精密診断(構造計算含む):8万〜20万円程度

一部の自治体では、昭和56年以前に建てられた住宅に対して、無料診断や補助金制度を実施している場合もあります。

例えば、豊橋市では令和7年度も木造住宅無料耐震診断を受付しており、その判定によっては改修に補助金が支給される制度があります。

自分や家族が暮らす住宅の耐震に不安があれば、お住まいの自治体での制度を調べてみるのがおすすめです。

HAPINICEが提供する“地震に強い住宅”の設計

大きなひさしと濡れ縁が印象的な白の堅牢な住宅

HAPINICEでは、耐震性を「診断」ではなく、「標準仕様」で設計の中に組み込んでいます。

  • 許容応力度計算による構造設計(全棟実施)
  • 耐震等級3(最高ランク)の取得
  • Jダンパーによる制震システムの標準搭載
  • Wallstat(構造シミュレーション)での耐震検証

これらはすべて「地震に強い家を、最初から建てる」という発想に基づいています。

注文住宅ならではの自由度の中で、構造にも妥協しない設計が、HAPINICEの強みです。

構造とデザイン、どちらも諦めない住宅づくりがHAPINICEらしさと言えるでしょう。

まとめ

耐震診断は、既存住宅の安全性をチェックし、必要に応じて補強するための大切なステップです。

新築住宅を検討する場合でも、耐震性を「後から診断する」のではなく、「最初から備える」考え方が重要です。

HAPINICEでは、耐震等級3と制震システムを全棟標準採用し、暮らしの安心を構造から支えています。

豊橋・豊川・田原・蒲郡・新城・湖西市で注文住宅を検討中の方は、ぜひ構造計画の段階からしっかり相談してみてください。

地震に強いデザイン住宅を探しているご家族は、是非この記事を参考にしてくださいね!HAPINICEでは、豊橋・豊川・田原・蒲郡・新城・湖西エリア周辺でお客様にピッタリのデザイン性の高い注文住宅を提案しています。東三河のお家づくりはHAPINICEにお任せください!

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「家づくりの想い ABILITY 構造と性能について」

シリーズ「住まいの耐震」コラム
耐震とは?初心者でもわかる基礎知識と重要性
耐震等級とは?1~3の違いと意味を徹底解説
【保存版】耐震構造の種類と特徴まとめ
❹住宅の耐震診断とは?流れ・費用・注意点を解説(この記事です)

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