2025.08.31
ペット可住宅とペット専用住宅の違いとは?ペットが本当に暮らしやすい家

こんにちは!ハピナイス(HAPINICE)です。
「犬と一緒に走り回れる庭が欲しい」「猫が快適に暮らせる家をつくりたい」と考えるご家族が増えています。
最近は、“ペット共生型”の家を希望される方も多く、設計段階からペットのための住まいづくりを検討するご家庭も少なくありません。
でも、「ペット可住宅とペット専用住宅ってどう違うの?」「注文住宅で何に気を付ければいいの?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
この記事では、「ペット可住宅」と「ペット専用住宅」の違いや、実際の設計ポイント、後悔しないための注意点などを詳しくご紹介します。
この記事を読むことで、ペットとの暮らしを快適にする住宅設計の違いがわかり、ご家族とペットが共に心地よく過ごせる住まいづくりのヒントが得られます。
大切なペットと安心・快適に暮らしたいご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!
ペット可住宅とは?基本の考え方と特徴

ペット可住宅とは、一般的な住宅において「ペットの飼育が可能」とされている住まいです。
注文住宅ではなく、賃貸や分譲でもこの表記が使われることがあり、特別な設備がない場合もあります。
つまり、ペットが「飼えること」を前提としつつも、ペットの暮らしやすさまでは必ずしも考慮されていない点が特徴です。
新築や注文住宅においても、標準的な仕様で「ペットを室内で飼っても問題ない程度」と理解しておくとよいでしょう。
一方で、床材・壁紙・換気などを工夫しなければ、ペットによる傷やにおい、抜け毛の問題が発生しやすくなります。
ペット専用住宅とは?こだわりの設備と設計が魅力

ペット専用住宅は、ペットとの共生を前提に設計・施工された住宅のことです。
ペットの習性・行動特性・安全性を考慮しており、人と動物の暮らしがバランスよく成立するように工夫されています。
たとえば以下のような設備が導入されるケースが多いです:
- 滑りにくく傷がつきにくいフローリング材
- 抗菌・消臭機能のある壁材
- ペットの動線を確保した間取り(ペット用ドア、ステップなど)
- お散歩帰りの洗い場や専用足洗い場(インナーガレージなど)
- キャットウォークや階段の途中の猫窓
ハピナイスでも、「ペットと家族が共に心地よく過ごせる空間」をコンセプトに、犬や猫にやさしい素材・間取り・収納計画を取り入れた注文住宅を提案することが可能です。
ペットと暮らすための住宅設備の違い
ペット可住宅とペット専用住宅の大きな違いは、「住宅設備の細部にまでペットへの配慮がなされているかどうか」です。
たとえば、フローリング一つ取っても、ペット可住宅では通常の素材が使われるケースが多いですが、ペット専用住宅では肉球にやさしく滑りにくい表面加工や、クッション性のある床材を採用します。
また、消臭機能付きの壁材や、防音性の高いドアなども、ペット専用住宅でよく使われる要素です。
これらは、長く快適に暮らすための設備として非常に重要です。
間取りと動線計画の違い
ペット可住宅では、間取りはあくまでも「人中心」で設計されます。
そのため、ペットの行き来に不便があったり、安全対策が不十分なケースがあります。
一方、ペット専用住宅としてこれから建てる場合では、玄関からリビングまでの動線にゲートを設けたり、猫用の通路や隠れ家スペースを設けるなど、ペットのストレスを軽減する工夫を施すことができます。
「散歩の帰宅後にそのままお風呂に直行できる動線」「玄関のシューズクロークにペットの散歩グッズをまとめて収納」「トイレの後片付けがしやすい動線」など、毎日の暮らしやすさを反映した間取り提案が可能です。
メンテナンスと将来の対応の違い
ペットとの暮らしは日々の汚れ・におい・抜け毛との闘いでもあります。
ペット専用住宅では、こうした「日常の掃除のしやすさ」や「将来的なリフォームのしやすさ」まで考慮して設計することができます。
たとえば、壁の一部を腰壁仕様にすることで、張り替えのコストを抑えられるなど、長期的な視点でメンテナンス性の高い住まいが実現します。
ペット専用住宅にあったらうれしい設備と工夫リスト

ペット専用住宅を考えるときは、「ペットが快適に過ごせること」と「家族の暮らしやすさ」の両方を意識したいところです。ここでは、あると便利な設備や間取りの工夫をまとめてみました。これらを参考にすると、ペットも人もストレスなく暮らせる家づくりがイメージしやすくなります。
- ペットドア:犬や猫が自由に出入りできる小さな扉
- 足洗い場・シャワースペース:外から帰ったときにすぐ洗えるスペース(土間・インナーガレージ内)
- 滑りにくい床材:フローリングの滑り止め加工やコルク素材で安全
- 防汚・防傷仕様の壁材や床材:爪や汚れに強く掃除が簡単
- ペット専用収納:おもちゃやフード、掃除道具をまとめて置けるスペース
- ペット用トイレコーナー:室内飼い用に専用のトイレスペースを確保
- サークルや仕切りを設置できるスペース:成長や多頭飼いに応じて空間を調整
- 換気・空気循環システム:ペットの臭いや湿気を排出できる仕組み
- 日当たりの良い窓や猫用ステップ:日向ぼっこや運動できる場所を確保
- 屋外アクセス・庭との動線:安全に庭やテラスに出入りできる設計
- 専用水栓・給水ポイント:水遊びや掃除のために家のあちこちに配置
- ペット監視カメラ・セキュリティ:外出中でもペットの様子を確認できる
まとめ
「ペット可住宅」と「ペット専用住宅」は、一見似ているようで、設計思想や住宅設備に大きな違いがあります。
大切な家族の一員であるペットが、健康で快適に暮らせるようにするためには、「ペットも主役になる家づくり」が必要です。注文住宅であれば、家族のライフスタイルに合わせて最適な間取りや設備を選ぶことができます。
新築を検討中のご家族は、住宅会社としっかり相談し、ペットも家族も幸せに暮らせる住まいを実現しましょう。
地震に強いデザイン住宅を探しているご家族は、是非この記事を参考にしてくださいね!ハピナイスでは、豊橋・豊川・田原・蒲郡・新城・湖西エリア周辺でお客様にピッタリのデザイン性の高い注文住宅を提案しています。東三河エリア周辺のお家づくりはHAPINICEにお任せください!
シリーズ「ペットと暮らす家」コラム
❶ペットと暮らす家づくりで大切な5つのポイント
❷【犬・猫と快適に過ごせる家づくり】新築・注文住宅で叶える理想の間取りとは?
❸ペットと暮らす家の床材は?滑りにくさと傷対策
❹ペット可住宅とペット専用住宅の違いとは?ペットが本当に暮らしやすい家(この記事です)
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