2022.02.22
【大変な掃除もおまかせ】お掃除ロボットの選び方!4つのチェックポイントを徹底解説!
皆さんもせっかくマイホームを建てるなら、アパートよりも広くなって掃除も大変になるので、できるだけお掃除ロボットを使って、家事を楽にしたいと思いますよね?
実際にお客様と打合せをしていても、新築を機にルンバを買いたいとか、ルンバで家中が掃除できるように段差を無くしたいとか、よく話題になります。共働きだったり育児が忙しかったりすると、なかなか毎日掃除の時間が取れない、でも家はきれいに保ちたいと考えると思います。
そこで今回のブログでは、ルンバ以外にもたくさん種類があるお掃除ロボットの中で、どんなことに気を付けて選んだ方が良いのか、基礎知識やチェックポイントをご紹介して、自分たちに最適なお掃除ロボットを選べるようになってもらいたいと思います。
ちなみに今回ご紹介する以外でも、「この機能がおすすめ」「これは微妙だった」みたいな生の声をいただけるとありがたいので、良ければYouTubeの方にコメントください。
大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりにたずさわった経験をふまえて、これから家を建てる人が失敗しないための情報を、できるだけわかりやすくお伝えしますのでぜひ最後までご覧ください。
●お掃除ロボットの2つの種類
まず本題に入る前に、お掃除ロボットは2つの種類に分けられるので解説したいと思います。
吸引掃除式
1つ目は吸引掃除式で、ホコリを吸い込んで収集する従来の掃除機と同じ掃除方法です。フローリングやカーペット、畳も掃除できて、実際に販売されている機種も1番多くなります。
値段は1万円ぐらいから、集めてきたゴミを溜めることができる充電器付きの20万円ぐらいまであり、それぞれ機能や特徴が違うのでどれが良いか迷ってしまいます。
拭き掃除式
2つ目は拭き掃除式で、本体底面にシートを取り付けて床を拭く掃除方法です。この拭き掃除式は乾拭きタイプと、本体のタンクに水を入れることで霧吹きや水拭きができる、水拭きタイプに分けられます。
乾拭きタイプは1万円ぐらいの手頃な値段の製品が多く、クイックルワイパーのようなシートを本体の下に取り付けて拭くだけです。
本当にホコリを取る程度なので、表面に付着した汚れまでお掃除ロボットで取りたい場合は、水や布の交換に少し手間がかかって値段も2万円~20万円ぐらいで少し高めですが、水拭きタイプがおすすめになります。
ただ乾拭きも水拭きも、フローリングやタイル、クッションフロアなど硬めの床なら使えますが、カーペットや畳の上では使えないので注意してください。
ハイブリッド式
ここまでご紹介した吸引掃除式と拭き掃除式の、両方の機能を持ったハイブリッド式もあります。1台で2つの役割をしてくれて便利ですが、本体が結構大きくなるのと吸引能力や拭き能力が、単独機種と比べて限定されることが多いです。
なので個人的には目的や用途に合わせてどちらかを購入するか、もしくは両方購入した方が良いと感じています。ざっくりですがお掃除ロボットの種類は以上で、ここから実際に選ぶときのチェックポイントを4つご紹介したいと思います。
●お掃除ロボットのチェックポイント
結論から言うと、お掃除ロボットのチェックポイントは次の4つになります。
1.形
2.段差
3.音
4.お手入れ
それでは1つずつ解説していきます。
1.形
お掃除ロボットのチェックポイント1つ目は、形です。
お掃除ロボットは一昔前までは丸型が一般的で、弱点は部屋の角のゴミが取りにくいことと言われていました。せっかくお掃除ロボットが自動で掃除をしてくれても、結局角だけは自分で掃除しないといけないわずらわしさがありました。
しかし最近だと本体が三角型や、アルファベットのDの形をしたタイプもあって、部屋の角など隅々まできれいに掃除ができるように工夫がされています。
三角型の代表的な製品がパナソニックのルーロで、金額は種類によって5万円~15万円ぐらいです。D型の代表的な製品はアイロボットのルンバD型で、ちょっと高いですが18万円ぐらいです。同じ形でも種類や金額の幅が結構あるので、ご予算や使い勝手を考えて検討するようにしましょう。
2.段差
お掃除ロボットのチェックポイント2つ目は、段差です。
今の新築であれば、ダウンフロアや小上がりスペースを作らない限りは、バリアフリーになっているので問題ないと思いますが、一応1つのポイントとしてお伝えさせていただきます。
最近のお掃除ロボットは、2cm程度の段差なら乗り越えられるとカタログに書いてあります。ところが実際に使った人のレビューを見てみると、段差を登り切れずに動けなくなっていたり、2cm以下の段差でも登れないと判断して、迂回してしまうケースがたまにあるみたいです。
ただどれくらいの段差でそういったトラブルになるかを事前に調べるのは難しいと思うので、もし動けなくなっていたり、毎回迂回してしまうルートがあっても大丈夫なように、行動範囲を設定できるタイプを選ぶと良いと思います。
あとはスマホで掃除したエリアが表示されるお掃除ロボットを買って、乗り上げてしまう段差を回避するように設定して、対策しておくことがおすすめになります。
あと一部に下の部分がキャタピラみたいになっているモノや、特殊な車輪が付いているモノもあるので、家の中に段差があるときはできるだけ、段差に強い製品を選ぶようにしましょう。
3.音
お掃除ロボットのチェックポイント3つ目は、音です。
私の家にあるルンバもそうですが、実際にお掃除ロボットを使ってみると、意外と音が大きかったりします。そのためテレビを見てるときとか、寝る時間帯に動かしたい方は、できるだけ静かなタイプや、音が小さくなる静音モードが付いている機種がおすすめになります。
実際に使った人の口コミを見てみると、アイロボットが出している拭き掃除式のブラーバやパナソニックのルーロが静かという声が多いです。
ただ音の感じ方は個人差がありますし、例えば以前に音の大きなお掃除ロボットを使っていて、最新の製品に買い換えた方からすると、普通くらいの音でも結構静かって評価になると思うので、ネットやSNSの意見は参考程度にした方が無難な気がします。
他の家電と違ってカタログを見ても、具体的に何dbとか載っていないメーカーが多いので、できるだけ音が静かな機種が良い場合は、家電量販店とかで実際の音を聞くのがおすすめになります。
4.お手入れ
お掃除ロボットのチェックポイント4つ目はお手入れで、まず大切なのが集塵容量になります。
これはお掃除ロボットの中にどれぐらいのゴミを溜められるかで、基本的に0.2〜0.3L前後の小型機種が多いです。しかしあまり頻繁にゴミ捨てをしたくないなら、0.5L以上の製品を選ぶと良いと思います。
あとお掃除ロボットに限らない話ですが、こまめに掃除をしないとフィルターや本体の内部に小さなゴミが溜まって、吸引力が落ちたりモーターに負担がかかりすぎて故障の原因にもなります。
具体的なゴミの取出し方やフィルター掃除の方法、水洗いできるかどうかなど詳細に関しては、それぞれのメーカーや機種によって全然違います。
なので大変ですがカタログやサイトを事前に確認して、できるだけ本体の掃除がしやすいなど、お手入れの手軽さもふまえて機種を選んで、効率よく長く働いてもらえるようにしましょう。
●まとめ
今回ご紹介したお掃除ロボットのチェックポイントは次の4つになります。
1.形
2.段差
3.音
4.お手入れ
お掃除ロボットは、留守のときでも自動で掃除をしてくれて、毎日の家事の負担を減らしてくれるので、マイホーム新築を機に欲しいと思ってる方が多いです。
ただいろいろなメーカーから、いろいろな種類のお掃除ロボットが販売されていて、床の素材やどこまで求めるかによっても変わってきます。本当に値段もピンキリでいざ買おうと思ったときに、どうやって選ぶべきか迷うと思います。
今回のブログ内容は基本的なポイントが多いので、全て網羅できている訳じゃないですが、これからマイホームを考える人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに、家事が楽になるおすすめ設備や掃除がしやすい家のチェックポイントについては、別の動画で詳しく解説していますので、興味のある方は下リンクからぜひご覧ください。
ご覧いただきありがとうございました。
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