2025.11.08
自宅サウナ・浴室のカビ対策|水垢・カビを防ぐポイントと工夫

こんにちは!ハピナイス(HAPINICE)です。
せっかく注文住宅で夢の自宅サウナを叶えたいけど、「浴室やサウナ室のカビや水垢が心配」と尻込みしていませんか?
たしかに、湿気がこもりやすいサウナや浴室といった空間では、放っておくとカビや汚れが発生しやすくなります。
この記事では、自宅サウナや浴室を清潔に保ち、長く快適に使うための「カビ対策」「水垢対策」の基本と、住宅設計時にできる工夫について詳しく解説します。
「サウナのある暮らしを快適に続けたい!」というご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!
自宅サウナでカビが発生しやすい理由とは?

サウナや浴室は高温多湿になりやすく、カビや水垢が発生しやすい環境です。特に家庭用のサウナは使用後に換気不足になりがちで、湿気がこもってしまいます。
カビは湿度70%以上で活発になり、20℃〜30℃で最も繁殖しやすくなります。まさにサウナ後の室内は、カビにとって理想的な環境なのです。
さらに、皮脂やせっけんカスが湿気と合わさると、カビやぬめりの原因になります。放置すれば見た目の悪化だけでなく、においや健康被害にもつながります。
こうしたリスクを抑えるには、日常の対処に加えて、「家の設計段階からカビが発生しにくい構造」を考えておくことが重要です。
カビ・水垢対策のための設計ポイント

カビを予防するには、湿気をこもらせず、汚れがたまりにくい構造をつくることがカギとなります。ここでは、設計時に取り入れたいポイントを紹介します。
換気計画と動線|空気を流す設計が基本
まず大切なのは「空気の通り道を作ること」です。サウナ室に換気扇を設置するだけでなく、外気を取り込むための吸気口、脱衣所や廊下への排気経路もあると安心です。
天井や壁に高窓をつける、室内窓でサウナと洗面脱衣室の通気を確保するなど、プランニング段階で「空気の動線」を意識することが重要です。
また、サウナ後にすぐ着替えて移動できるように、脱衣所や洗面との動線もスムーズにしておくと、湿気がこもる時間を短縮できます。
掃除しやすい素材・仕様を選ぶ
床や壁の素材にもカビ対策は欠かせません。たとえば、床は水はけの良いタイルや、防カビ・防汚性のある樹脂系素材を選ぶとメンテナンスが楽になります。
また、溝や目地の少ない設計にすることで、汚れがたまりにくくなります。サウナ室や浴室のベンチや棚も、取り外せる仕様にしておくと清掃性が高まります。
木材を使う場合は、防腐・防カビ処理された素材を選びましょう。特にヒノキやスプルースなどは、湿気に強く香りも楽しめるため人気です。
湿度センサーや自動換気システムの導入も効果的
最近は、湿度を感知して自動で換気を開始する「湿度センサー付き換気扇」や、「浴室乾燥暖房機」なども広く普及しています。
とくに毎日使用する家庭では、手動での換気だけでは限界があるため、こうした設備を導入することで手間なく清潔な空間を保てます。
日々のカビ対策|掃除とメンテナンスのポイント

設計だけでなく、日常的なケアも重要です。ここでは、家庭でできる具体的な対策をまとめました。
使用後はしっかり換気する
サウナや浴室を使用したあとは、必ず窓や換気扇を活用して湿気を逃がしましょう。可能であれば、30分以上の換気を心がけると効果的です。
浴室暖房乾燥機がある場合は、使用後に「乾燥モード」を15〜30分稼働させるだけでもカビの発生を大きく抑えられます。
水気を残さない
使用後は壁・床・椅子などの水滴をタオルで拭き取り、乾燥させましょう。特にサウナ室の木部は湿気が残ると腐食しやすいため、こまめな拭き取りが重要です。
また、水垢対策としては、定期的に中性洗剤やクエン酸を使った清掃を行うと効果的です。
掃除のルーティン化で清潔をキープ
週1回以上の掃除を習慣づけることで、カビや水垢の蓄積を防げます。特に目地や排水口まわりは汚れがたまりやすいため、ブラシでこまめにケアするのがおすすめです。
さらに、年に1〜2回はフィルターや換気ダクトの点検も行い、機器の性能を維持することも大切です。
実際に続けられる、自宅サウナの掃除アイデア

サウナを自宅に作るなら、カビ対策や掃除のことも気になるところ。でも「毎回しっかり掃除しなきゃ」と気負うより、無理なく続けられる仕組みづくりを意識するのがおすすめです。
たとえば、シャワーヘッドをホースで引っ張れる位置にしておくだけでも、床や壁をサッと流せてお手入れがぐっとラクになります。排水口も近くに設けておくことを忘れないように。
また、使用後の“ひと手間”を習慣化するのもポイント。
・使用後に壁やベンチの水滴をタオルで軽く拭く
・換気扇や浴室乾燥を30分まわす
この程度でも、湿気が残りにくくなり、カビの発生をしっかり抑えられます。
つまり、完璧を目指すより「サウナのあとにできるひと拭き」「ホース1本で済む掃除動線」など、日々の手軽さを重視するのが長く快適に使うコツ。
設備任せにせず、少しの工夫で“ずっと気持ちいい自宅サウナ”が続けられます。
まとめ
自宅サウナや浴室を快適に使い続けるには、「湿気を逃がす構造」「掃除しやすい素材」「自動換気などの設備」を組み合わせた総合的なカビ対策が欠かせません。
せっかくのサウナのある暮らしをストレスなく続けるためにも、設計段階からの工夫と、日々のちょっとした心がけが大きな差を生みます。
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シリーズ「自宅にサウナ」コラム
❶サウナ付き住宅の魅力とは?自宅で“ととのう”暮らし
❷自宅にサウナを設置するための基礎知識
❸サウナ付き住宅の費用とランニングコストは?
❹サウナ付き住宅を建てるときの間取りポイント|具体的にイメージしてみる
❺サウナ付き住宅の失敗例と成功の秘訣
❻“ととのう”を自宅で!マイホームサウナと銭湯サウナの比較
❼美肌とリラックスを両立!注文住宅で選ぶミストサウナ付き浴室
❽自宅サウナと一緒に取り入れたい趣味空間|夢のアイデア集
❾自宅サウナの満足度を上げる!照明・音・水のこだわりポイント
➓四季で楽しむ自宅サウナ|冬も夏も快適に過ごす方法
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