2025.11.22
「家にサウナ」は本当にアリ?サウナ付き住宅で後悔しないためのチェックポイント集

こんにちは!ハピナイス(HAPINICE)です。
近年、自宅で“ととのう”体験を楽しめる「サウナ付き住宅」が人気を集めています。SNSでもおしゃれな自宅サウナの投稿を見かけることが増え、「自分の家にもサウナをつけたい!」と思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に導入した人の中には「思ったより使わない」「掃除や湿気対策が大変だった」など、後悔の声も少なくありません。
この記事では、注文住宅でサウナを取り入れる前にチェックしておきたいポイントを5つの視点から解説します。費用・間取り・家族の意見などをしっかり整理して、失敗しないサウナ計画を立てましょう。
「家でもサウナを楽しみたいけど、現実的にどうなの?」と迷っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
①本当に家にサウナが必要か?優先順位を確認

サウナ付き住宅は、憧れだけで決めてしまうと後悔につながりやすい設備のひとつです。まずは「本当に自分たちの暮らしに必要か」を冷静に見直してみましょう。
憧れではなく必要かどうか
SNSやテレビで見るサウナ付き住宅は魅力的ですが、「実際に自分たちの生活に合うか」は別問題です。たとえば「毎日使いたい」「健康管理の一環にしたい」といった明確な目的があるなら価値がありますが、「おしゃれだから」「いつか使うかも」といった動機ではもったいない投資になることもあります。
現状のサウナ利用頻度を確認
週に1回程度、銭湯やジムでサウナを利用しているなら、自宅導入のメリットを感じやすいでしょう。逆に月に1回以下の頻度なら、設備を整えても稼働率が低く、電気代や維持費の負担がもったいない可能性があります。
マイブームではなく、暮らしに定着しているか
「最近ハマっている」だけではなく、「5年後、10年後も続けているか」を想像してみましょう。特に子育て世帯の場合、育児や仕事で忙しくなる時期には利用頻度が減ることも。長期的に使い続けられるかを考えることが大切です。
他の設備や趣味との優先順位はどうか
限られた予算の中で、他の希望設備(ファミリークローク・ワークスペース・吹き抜けなど)と比較し、サウナを優先する価値があるかを考えましょう。「サウナを入れるなら○○はやめよう」といったトレードオフを明確にしておくと、後悔を防げます。
②費用面|導入費だけじゃない!サウナの維持費・電気代も要チェック

サウナの設置には、初期費用だけでなく、維持費や電気代・水道代などのランニングコストも発生します。
設備導入コストを理解しているか
家庭用サウナの費用は種類によって異なります。ユニットタイプ(1〜2人用)なら60〜150万円ほど、本格的なフィンランド式や薪ストーブ型なら200万円以上かかることもあります。内装仕上げや防水・電源工事も含めて、トータルコストを把握しておきましょう。
メンテナンスや維持費を理解しているか
湿気がこもるサウナは、換気やカビ対策が欠かせません。定期的な清掃や乾燥を怠ると、木材が劣化したり、においが残ったりすることも。電気式サウナなら月数千円〜1万円程度の電気代が発生することもあり、維持費を見落とさないことが大切です。
将来使わなくなったときの「もったいなさ」も想定しておこう
家族のライフスタイルや趣味は、時間とともに変化します。サウナを使わなくなった場合、そのスペースや導入にかけた費用、設備の維持費がすべて“もったいない”ものになってしまうことも。撤去できる・できないというよりも、「使わなくなったときに後悔しないか?」を冷静に考えておくことが大切です。
③家族の理解と暮らしのバランス|使わない人ともすり合わせよう

サウナは一人の趣味として始めても、家族との共有空間になります。家族の理解と同意を得ることが、快適な家づくりの第一歩です。
一緒に楽しめる家族がいるか
家族の中にサウナ好きが複数いれば、共有のリラクゼーション空間として活用できます。夫婦で一緒に入る時間を設けたり、週末に家族で“おうちスパ”を楽しんだりすることで、家族の時間が豊かになります。
家族の理解は得られているか
「家の中が暑くならない?」「子どもに影響は?」など、家族の心配も踏まえて話し合うことが大切です。特にスペースを削ってサウナを設ける場合は、他の部屋とのバランスにも配慮しましょう。
他の家族に必要な設備やスペースはないか
サウナを優先した結果、収納やランドリールームなどが狭くなってしまうケースもあります。全体の間取りバランスを考え、家族全員が快適に暮らせる設計にすることがポイントです。
④設置場所・間取り|動線、メンテナンス、配線も考えよう

サウナを導入する場合、設置場所の選び方がとても重要です。
サウナを置くスペースは十分か
1〜2人用ユニットサウナでも、最小で約1畳、理想的には2畳以上のスペースが必要です。脱衣所や浴室と一体化させるか、独立させるかも検討ポイントになります。
通気・換気、湿気対策はどうか
サウナ室は高温多湿になるため、十分な換気が欠かせません。24時間換気システムや小窓、換気扇の配置などを設計段階で検討しておくことが重要です。
給排水や電源の確保は可能か
電気式サウナでは200V電源が必要なケースが多く、設計段階で配線計画を立てておく必要があります。水を使う場合は、排水設備と床防水の施工も欠かせません。
生活動線や掃除のしやすさは問題ないか
サウナの後にシャワーや水風呂に直行できるよう、動線計画を考えましょう。また、掃除がしやすい素材や床の仕上げを選ぶことで、日々のメンテナンスが楽になります。
⑤快適性・機能性のチェック|不便だと結局もったいないことに

最後に、サウナ室の使い勝手や快適性をしっかり確認しましょう。
サウナ室の広さや人数に合っているか
1人で静かに“ととのう”のか、家族と一緒に楽しむのかによって、必要な広さは異なります。1〜2人用なら約1〜2畳、3〜4人なら3畳以上あるとゆったり入れます。
温度・湿度管理はしやすいか
電気式・遠赤外線式・ミスト式など種類によって温度管理が異なります。特にミストタイプは湿度が高く、肌に優しい一方で、定期的な掃除が欠かせません。
シャワー・冷却導線の便利さ
サウナ後はすぐにシャワーや冷水浴ができる配置が理想的です。脱衣所・浴室との動線を短くすることで、快適に“ととのう”時間を楽しめます。
床や室内材質など快適性の確保
床は滑りにくく、熱に強い素材を選ぶことがポイントです。壁材には耐湿性・断熱性の高いヒノキやスプルースが人気です。木の香りもリラックス効果を高めてくれます。
まとめ
サウナ付き住宅は、自宅でリラックス時間を楽しめる贅沢な設備ですが、導入には慎重な検討が必要です。
使用頻度・費用・家族の理解・間取り・快適性など、5つの観点からバランスよく判断することで、後悔のないサウナ空間を実現できます。
地震に強いデザイン住宅を探しているご家族は、是非この記事を参考にしてくださいね!ハピナイスでは、豊橋・豊川・田原・蒲郡・新城・湖西エリア周辺でお客様にピッタリのデザイン性の高い注文住宅を提案しています。東三河エリア周辺のお家づくりはHAPINICEにお任せください!
ハピナイスでは、憧れのサウナ付きモデルハウスが豊橋向山にございます。「もし自宅にサウナがあったら」を具体的にイメージしてみませんか?
シリーズ「自宅にサウナ」コラム
❶サウナ付き住宅の魅力とは?自宅で“ととのう”暮らし
❷自宅にサウナを設置するための基礎知識
❸サウナ付き住宅の費用とランニングコストは?
❹サウナ付き住宅を建てるときの間取りポイント|具体的にイメージしてみる
❺サウナ付き住宅の失敗例と成功の秘訣
❻“ととのう”を自宅で!マイホームサウナと銭湯サウナの比較
❼美肌とリラックスを両立!注文住宅で選ぶミストサウナ付き浴室
❽自宅サウナと一緒に取り入れたい趣味空間|夢のアイデア集
❾自宅サウナの満足度を上げる!照明・音・水のこだわりポイント
➓四季で楽しむ自宅サウナ|冬も夏も快適に過ごす方法
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