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2025.10.24

住宅ローンと耐震性能の関係|耐震等級で優遇される制度とは?

住宅ローンと耐震性能の関係|耐震等級で優遇される制度とは?

こんにちは!ハピナイス(HAPINICE)です。

住宅ローンを少しでも有利に借りたい、と思ったことはありませんか?実は、家の「耐震等級」が高いと、ローンや税金面で優遇される制度があるのです。

この記事では、耐震性能が住宅ローンにどう関係するのか、どんな制度があるのかを具体的に解説していきます。

「新築で注文住宅を建てたいけど、費用面が不安…」「どうせならローンの条件もいい家に住みたい」そんな方にこそ読んでいただきたい内容です。

耐震等級とローン制度の関係を知ることで、コスト面でも安心できる住まいづくりが可能になります。

家づくりを検討しているご家族はぜひ最後まで読んでみてください!

耐震等級とは?地震に強い住宅を評価する基準

吹き抜けのある広いリビング

耐震等級とは、住宅がどの程度の地震に耐えられるかを示す等級制度です。日本の「住宅性能表示制度」によって、耐震性は等級1から3まで定められています。

耐震等級1は、建築基準法で定められた最低限の耐震性能。震度6強〜7程度の地震でも倒壊しないレベルです。

耐震等級2は、その1.25倍の強度があり、学校や病院などの公共施設に求められる水準です。

最高の耐震等級3は、消防署や警察署と同じ耐震性を持ち、地震後も生活が継続しやすく、災害に強い住まいといえます。

注文住宅を検討する際には、家族の命と資産を守るためにも耐震等級は重要なチェックポイントです。

ハピナイスでは全棟耐震等級3を取得しています。

耐震等級が高いと住宅ローンで優遇される理由

ストーンタイプがスタイリッシュな明るいキッチン

耐震等級が高い住宅は、地震などの災害に強く、長期的に資産価値を保ちやすいとされています。

これは金融機関にとっても「返済が滞るリスクが低い=担保として安心できる住宅」という評価につながります。
そのため、耐震性能に優れた家では、金利や借入条件で優遇を受けられる制度が設けられています。

■ フラット35 Sでの金利優遇

住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して運営する「フラット35」は、最長35年間金利が変わらない固定金利型の住宅ローンです。
その中でも「フラット35S」は、一定の性能基準を満たした住宅に対して、当初の数年間だけ金利を引き下げる制度です。

優遇の対象になるのは、次のような“質の高い住宅”です。

  • 省エネルギー性(断熱性能など)
  • 耐震性(地震に強い構造)
  • バリアフリー性
  • 耐久性・可変性(長く住み続けられる設計)

このうち、「耐震性」が基準を満たすことでフラット35Sを利用できる可能性があります。

■ 耐震等級による優遇内容

耐震等級が高いほど、より長い期間・大きな金利優遇を受けられます。

区分条件優遇内容(例)
フラット35S(金利Aプラン)耐震等級3(または免震構造)当初5年間、金利▲0.5%引き下げ
フラット35S(金利Bプラン)耐震等級2当初5年間、金利▲0.25%引き下げ

※優遇内容は時期や金利水準により変動あり。

たとえば、3,000万円を金利1.8%で35年借りる場合
金利引き下げによって10年間で約45万円前後の利息が軽減できる試算になります。

つまり、耐震等級を上げるための建築コストを一部相殺できるほどの経済的メリットがあるということです。

■ 利用するために必要なこと

フラット35Sの金利優遇を受けるには、以下のような手続き・条件が必要です。

  1. 住宅の設計段階で、耐震等級2以上を確保すること
     → 建築確認時や設計図面の段階で、構造計算・申請が必要になります。
  2. 「適合証明書」を取得すること
     → 住宅金融支援機構の技術基準を満たしていることを、登録検査機関が証明します。
  3. 住宅が自分または家族の居住用であること
     → 投資用や賃貸用住宅は対象外です。

金融機関によって異なる優遇制度

銀行や信用金庫など、金融機関ごとに独自の優遇制度を設けている場合もあります。

例えば「耐震等級3なら保証料無料」「団体信用生命保険のグレードアップ無料」など、長期的に得する選択肢もあるため、契約前には比較検討が欠かせません。

工務店や住宅会社を通じて、提携ローンの情報をしっかり確認しましょう。

地震保険料の割引も見逃せないポイント

耐震性能が高い家は、住宅ローンだけでなく「地震保険」にもメリットがあります。
地震保険は、地震や津波などで建物や家財が被害を受けたときに備える保険ですが、実は「建物の耐震等級」によって保険料が割引される仕組みがあります。

具体的には、耐震等級2の家で最大30%、等級3の家なら最大50%の割引が適用されるケースもあります。
つまり、地震に強い家を建てることは、被害を減らすだけでなく「保険料を安くできる」という経済的なメリットにもつながるんです。

地震保険は最長でも5年ごとの更新が必要なので、長期的に見ればこの割引効果はかなり大きな差になります。
住宅ローンの金利や返済額に目が行きがちですが、こうした耐震性能による保険料の優遇も、賢く家づくりを進めるうえで知っておきたいポイントです。

耐震等級を満たすために必要なポイント

吹き抜けと窓が明るいリビング

高い耐震等級を取得するためには、専門的な設計や施工のノウハウが欠かせません。
壁の配置バランスや構造計算の方法など、細かい部分まで精密に検討する必要があるため、「耐震設計にしっかり対応できる住宅会社を選ぶこと」がいちばんのポイントです。

特に耐震等級3を取得するには、吹き抜けや大開口窓などのデザインとの両立も重要になります。
設計段階から耐震を前提に考えられる会社であれば、デザイン性を損なわずに安全性を確保することができます。

また、長期優良住宅の認定を同時に取得できる体制がある会社を選ぶのもおすすめです。
長期優良住宅は耐震等級2以上が条件となっており、固定資産税の軽減や住宅ローン減税の優遇など、経済面でもメリットがあります。

耐震性能を数字で示すことはもちろん、「見た目も安心も両立した家づくり」を叶えられる、信頼できる住宅会社かどうかを見極めることが大切です。

ハピナイスでは全棟耐震等級3を取得しており、地震に強いデザイン住宅にこだわっています。

まとめ

耐震等級の高い住宅は、家族の命を守るだけでなく、住宅ローンや保険の面でも大きな優遇を受けられます。

フラット35の金利引き下げや地震保険の割引など、制度をうまく活用すれば、家計の負担を大きく軽減できます。

また、長期優良住宅とあわせて設計すれば、さらに多くのメリットを受けられるでしょう。

地震に強い注文住宅を建てたい方は、ぜひ信頼できる住宅会社と一緒に計画を立ててみてください。

地震に強いデザイン住宅を探しているご家族は、是非この記事を参考にしてくださいね!ハピナイスでは、豊橋・豊川・田原・蒲郡・新城・湖西エリア周辺でお客様にピッタリのデザイン性の高い注文住宅を提案しています。東三河エリア周辺のお家づくりはHAPINICEにお任せください!

ハピナイスで行っている構造と性能についての取り組みを詳しくご覧になりたい方はこちら
「家づくりの想い ABILITY 構造と性能について」

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