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2025.10.31

耐震住宅×日常の防災対策|造作収納で家具転倒リスクを減らす家づくり

耐震住宅×日常の防災対策|造作収納で家具転倒リスクを減らす家づくり

こんにちは!ハピナイス(HAPINICE)です。

「家具の転倒が心配」「災害時に備えた家づくりってどうすればいいの?」そんな疑問をお持ちではありませんか?

近年の住宅づくりでは、地震に強い構造はもちろん、日常の暮らしの中で自然と防災意識を取り入れる間取りや収納計画が注目されています。

この記事では、耐震住宅と日常の防災対策の関係性について、特に「造作棚」や「作り付け収納」「造作カウンター」といった家具を減らす工夫に焦点を当ててご紹介します。さらに、防災グッズの収納アイデアや家具配置の注意点も含めて解説します。

この記事を読むことで、デザイン性と防災性を両立した新しい暮らし方がイメージできます。

「子育てしながら安全に暮らしたい」「家具の転倒リスクを減らしたい」そんなご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!

家具を減らす家づくりが防災対策になる理由

造り付け収納によって収納家具の置かれていないリビング

災害時のケガの多くは「家具の転倒・落下」が原因とされています。特に地震では、タンスや本棚、テレビ台が倒れやすく、通路をふさいだり、避難の妨げになるケースも少なくありません。

そこで近年の注文住宅では、「そもそも家具を置かない」間取りや収納設計が注目されています。

具体的には、以下のような工夫が人気です。

  • 壁面と一体化した造作棚
  • ダイニングやキッチン、作業スペースに造作カウンターを設置
  • 脱衣室にタオルや着替えを収納する造作棚を設置
  • シューズクロークやパントリーを広めに設計して可動棚を多用する
  • テレビは壁付けにし、テレビ台を置かない

これらの造作収納は、地震による転倒リスクを大幅に減らせるだけでなく、生活動線をすっきりと整える効果もあります。

施工事例から見る | 家具を減らす造作収納

リビングの壁のニッチに大容量の造作棚

こちらのリビングには壁面に大型のオープン棚を造作してあります。

家具と異なり「棚が倒れる」ことがなく、大きな怪我を防ぎ、避難ルートの確保にもつながります。

ちなみに、テレビ台も壁に造り付けてあり、裏側にホコリがたまるなどの心配もありません。

小上がりに沿うように作られた大容量のコミック棚

本棚もあらかじめ造り付けておけば、棚が倒れる心配がなく、万一のときでも「本のみ」が落下し危険を防ぐことができます。

こだわり溢れる中二階の書斎がある家 | ハピナイスの施工事例 (豊橋市)

施工事例から見る | 暮らしがスッキリ!造作カウンター収納

寝室に造り付けられたカウンターと造作棚

こちらは個室の造り付けカウンターと収納。

コンパクトな部屋でも、別で家具を置く必要がないため揺れに強く安心です。

収納は可動棚になっているので、収納するものに合わせて棚板の高さを変更できます。

造り付けられたキッチンカウンターと棚

キッチンやカウンターも造作してしまえばテイストを家全体と揃えることができスッキリとまとまります。

高い位置の棚には扉や引き戸を付けておくと、物の落下を防ぐことができます。

ランドリールームの可動棚とカウンター

ランドリールームや脱衣所はスペースが限られるため、背の高い家具やラックを置くことも多いですが、造作してしまえばこちらも倒れる心配がなく安心。収納力も確保できます。

棚の高さと配置はよく考えよう |安全で美しい空間に

寝室のオープンクローゼットとカウンター収納

造作棚は空間をすっきり見せ、暮らしやすさを高めてくれる便利なアイテムですが、やみくもに数を増やせばいいというものではありません。
配置や高さを工夫して、安全性にも配慮することが大切です。

なかでも「オープン棚」は、見た目が美しく空間を広く感じさせる一方で、防災の観点からは注意が必要です。
たとえばキッチンの高い位置の棚や、子ども部屋の壁面棚にモノを多く置くと、地震の際に落下の危険があります。

安心して使うためには、

  • 上段には軽いモノや布製のアイテムだけを置く
  • ガラスや陶器は扉付き収納へ移動する
  • 背の低い棚を選び、落ちても安全な場所に設置する

といった工夫が効果的です。
日頃から「落ちても危険の少ない収納」を意識することで、見た目の美しさと防災性を両立できます。

災害に備える | 防災グッズの定位置をつくる

造り付けのシューズクロークと玄関収納

造作棚や収納スペースを計画するときは、日常使いのモノだけでなく非常時に必要なものの置き場も意識しておくと安心です。

防災グッズは「準備したけれど、どこに置いたかわからない」という状態では意味がありません。
いざというときにすぐ手に取れる場所を、家族で共有しておきましょう。

たとえば、

  • 玄関横のシューズクロークに非常用リュックを設置
  • キッチンにローリングストックができるパントリーを設置
  • リビングにラジオ・懐中電灯・備蓄水を収納
  • 階段下収納に防災トイレや備蓄食材をまとめて保管
  • 寝室の壁面棚にヘッドライトやスリッパを常備
  • ガレージにアウトドア用品・防災用品を置く収納を配置

このように、防災用品についても「どこに何を置くか」をあらかじめ決めておくことで、日常の整理整頓にもつながり、災害時の行動をスムーズにできます。

まとめ

耐震等級3の住宅をベースに、日常の暮らしの中で自然と防災につながる工夫を取り入れることが、これからのスタンダードになるかもしれません。

とくに「家具を減らす家づくり」は、防災対策としても大きな効果があります。

造作棚やカウンター、作り付け収納をうまく活用すれば、デザイン性も防災性も諦めずに両立できる住まいになります。

これから新築・注文住宅を検討するなら、ただ「オシャレな家」ではなく、「安心して暮らせる家」であることも大切にしてみてください。

地震に強いデザイン住宅を探しているご家族は、是非この記事を参考にしてくださいね!ハピナイスでは、豊橋・豊川・田原・蒲郡・新城・湖西エリア周辺でお客様にピッタリのデザイン性の高い注文住宅を提案しています。東三河エリア周辺のお家づくりはHAPINICEにお任せください!

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