【禁断の回答】マイホームVS賃貸!本当にメリットがあるのはどっち? | 豊橋市の工務店ならハピナイス

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2020.11.24

【禁断の回答】マイホームVS賃貸!本当にメリットがあるのはどっち?

マイホームを建てるのと、賃貸のアパートやマンションに住み続けるのとどっちがいいか、本当に迷いますよね。

 

家は本当に高い買い物で、35年という長期で住宅ローンを組むため不安で、賃貸のままの方が楽な気もするし「そもそもマイホームのメリットがイマイチわからない」という声も聞きます。

私個人の意見としては、ハッキリ言ってどちらでも間違いじゃないと考えています。

マイホームと賃貸はそもそも比べる対象ではないし、その人それぞれの価値観や考え方、理想のライフスタイルによって正解が変わってくるからです。

イメージとしては1メートルと1,000円どっちがいいですか?と聞いているようなモノで、単位が違うため本来比べる対象ではないです。

とは言っても、一つの基準、考え方として、マイホームと賃貸、どのような違いがあるのか?をお伝えしたいと思います。

 

今回のブログでは、まずマイホームと賃貸のそれぞれのメリットとデメリットをしっかり解説して、その上でマイホームに対するローンの不安や、賃貸のあまり知られていないリスクについても理解してもらい、公平な目でマイホームと賃貸のどちらがいいか、自分で判断できるようになってもらいたいと思います。

 

大工時代も含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりに携わらせていただいた経験と、自分自身のマイホーム建築の経験も踏まえて学んだことを、皆さんにわかりやすくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでください。

 

広い家でのびのび暮らしたいならマイホーム

結論から言うと、当たり前ですが、広い家で周りを気にせずにのびのびと暮らしたいなら、やっぱりマイホームがお勧めです。

多くの方が、マイホームに踏み切れない1番の理由は住宅ローンへの漠然とした不安だと思います。

特に10年前のリーマン・ショックや今のようなコロナ時代では感じてしまうかもしれません。

残業が減ったり、ボーナスがカットされたり、仕事がなくなってしまったらっていう心配がつきまといます。

ただそれは賃貸でも同じで、仕事がなくなって家賃が払えなかったら出ていかなきゃいけないし、仕事が不安定だと安い家賃のところでも不動産屋さんは貸してくれないため、リスクは賃貸もマイホームと同じようにあります。

 

これは住宅ローンにリスクが無いという訳ではなく、賃貸も同じようにリスクがあることを理解した上で選んでほしいので、その点についてはブログの最後の方で、しっかりお伝えします。

 

まずはそもそもマイホームの良さはなんなのか?それから賃貸にもメリットが当然あるので、それぞれのメリットとデメリットについて整理してみようと思います。

 

マイホームのメリット

まずマイホームには、

1.賃貸より広い

2.他の人の住まいと接していない

という2つのメリットがあります。

 

賃貸より広い

まず1つ目のメリット「賃貸より広い」という点ですが、一般的な賃貸の広さは4人家族用で平均60〜70㎡で、坪で言うと18〜21坪になっています。

これはマイホームで多い広さの30坪と比べると10坪ぐらいの違いがあり、畳では20枚ぐらいマイホームの方が広くなります。

これはお子さんがいるご家庭だと特に実感してもらえると思いますが、お子さんが大きくなると子ども部屋が必要にり、リビングなども子育てがしやすいようにゆったりしたいと自然に感じる方が多いです。

 

他の人の住まいと接していない

2つ目のメリットは、他の人の住まいと接していないという点です。

私も小さい頃は団地でしたし、マイホームを建てるまではアパートだったので分かりますが、賃貸だとやはり物音や話し声がどうしても伝わるので、上下左右の部屋にかなり気を使ってしまいます。

仕方ない事ですが赤ちゃんの鳴き声もそうだし、その時期を過ぎても今度は2〜3歳になってドタドタ走り回ったりし始めます。

私も8、5、3歳の子どもがいますが、注意ばかりもしたくなくて、自由に走り回っても大丈夫な環境にしたいと感じました。

当たり前ですが、マイホームならそこまで気を使わなくて済み、気密性のいい家なら外に音が漏れることもほとんどありません。

この広さと他の人に気を使わなくていいというのは圧倒的なメリットで、マイホームが欲しいと感じる大きな理由だと思います。

 

マイホームのデメリット

次にマイホームのデメリットですが、

1.初期費用がかかる

2.税金がかかる

という2つがあります。

 

初期費用がかかる

1つ目の初期費用がかかる点ですが、確かに最初にかかる金額をまとめて見てしまうと、土地からの場合3,000万円とか4,000万円のため、なかなか踏み出せないのもわかります。

しかし、冷静に考えると賃貸も月に8万払えば年間96万円、10年住めば960万円、20年住めば1920万円になります。

これでは特別安くないし、賃貸の場合は結果として土地などが資産として残る訳ではありません。

確かにマイホームで住宅ローンを組むと金利がかかり、賃貸なら払うのがきつくなれば最悪、安いとこへ引っ越せるという良さもあります。

しかし、この後お話しするように、賃貸が必ずノーリスクという訳ではありません。

とにかくこの初期費用については、35年という長いスパンで毎月支払うというプレッシャーはあるかもしれません。

しかし、逆に言うと住宅ローンを払い終われば税金だけになるので、一生家賃を払い続ける賃貸と比べると有利になります。

 

税金がかかる

マイホームのデメリット2つ目は税金がかかることです。

賃貸と違いマイホームには固定資産税と、場所によっては都市計画税が毎年かかります。

税金が毎年これくらいかかるというのを予想せず、住宅ローンの支払いだけで資金計画をしてしまうと家計が苦しくなります。

たとえば、私の住んでいる程よく田舎の愛知県豊橋市の住宅地だと、50坪の土地に30坪の2階建てマイホームで、固定資産税と都市計画税を合わせて10万円~15万円ぐらいが相場になります。

 

そのため、住宅ローンで毎月の支払いをいっぱいにするのではなく、月1万ちょっとくらいは税金の支払い分として、余裕を取っておく必要があります。

 

賃貸のメリット

次に賃貸のメリットですが、

1.収入やライフスタイルに合わせて引っ越せる

2.維持費がマイホームに比べかからない

というのが思い浮かぶと思います。

 

収入やライフスタイルに合わせて引っ越せる

賃貸は収入やライフスタイルに合わせて引っ越せるので、収入が低くなったら安い家賃のところへ移り負担を減らせます。

逆に収入が増えたら、芸能人みたいに家賃の高いマンションに引っ越して、ステータスを高めることもできます。

仕事で転勤になる可能性があるご家庭や、自由気ままにいろいろな地域で暮らしたいという人には、大きなメリットだと思います。

仮に会社の業績が悪くて給料が下がっても、今の家賃より2万円安い場所に移ることができれば、かなり家計への負担は減ります。

 

安い賃貸へ引っ越せないリスクに注意

これが1番気をつけてほしい部分ですが、もし仕事を失ったり業績不振で給与が下がったりすると、安い家賃のところに引っ越すことが難しくなる可能性があります。

シビアな話ですが新たに賃貸を借りるとき、いくら家賃が安くても仕事が無い人や家族構成に対して給与が少ない人は、断られることがあります。

アパートなどの大家さんからすれば当然で、家賃を払えそうにない人に貸したら滞納されるのは目に見えているからです。

 

そのため、賃貸だから不景気になっても安心、リストラになっても何とかなるっていう考えは危険だし、今回のコロナで仕事を失ってしまった方たちの間でも問題化しているので、くれぐれもそこは誤解しないようにしてほしいと思います。

 

維持費がかからない

賃貸のメリット2つ目は、維持費がかからない点です。

賃貸はマイホームのように税金がかからず、雨漏りなどがあっても大家さんが修繕してくれるため、余分な費用がかかりません。

ただ維持費ではありませんが、賃貸を退去するときの傷や汚れをきれいにする原状回復費は、長く住むほど高い金額を請求されます。

賃貸に長く住んでいく中で必要な経費となるので、見落とさないようにしましょう。

 

賃貸のデメリット

次に賃貸のデメリットを2つ、お話したいと思います。

 

他の住人が近くにいる

1つ目は、他の住人が近くにいることです。

マイホームのメリットでお伝えした内容と少し被りますが、上下左右の住人と部屋が接しているため、音の問題などでもめる可能性があります。

周りもお子さんがいるご家庭であればお互いさまですし、多少は理解してもらえると思いますが、全員が同じ環境とは限りません。

中にはご主人が夜勤や変則勤務だと、周りの音が気になってしまいます。

私は最初にお客様にヒアリングで、必ず家を建てる動機をお聞きします。

すると、家賃がもったいないという理由の次に、上の階の人がドタドタうるさいとか、子どもの声が大きくて周りの目が気になるという、賃貸の住環境を理由にしている方が多いです。

 

老後に引っ越すのはすごく大変

次にデメリットの2つ目は、老後に引っ越すのはすごく大変という点で、少しずつ社会問題になってきています。

 

これは、老後に自分たちだけの生活に合った広さで、年金で払える家賃のところに引っ越そうとしても、高齢の人には孤独死の問題もあるため、借してくれる賃貸は限られてしまいます。

一度でもその賃貸で亡くなる人が出たら、隣に住んでいる人が出ていってしまったり、うわさがたって新しい入居者が付かなかったりと、家賃収入で生活している大家さんからすると、一つもプラスなことがありません。

そのため、家賃の安いとこへ引っ越せず、年金や貯金を切り崩しながら家賃を払い、それでも払えない人の家賃滞納がちょっとした社会問題になりつつあります。

 

マイホームはローンが終われば維持費が安い

マイホームなら老後までに頑張って住宅ローンを払い終えていれば、あとは固定資産税や10年に1回の定期的なメンテナンス費、火災保険料だけで済みます。

そのころには家の価値はほぼゼロで、土地の税金だけで済むため、固定資産税も安くなっています。

 

換算すると固定資産税で月1万円、メンテナンス費や火災保険費用として月1万円を積立して、合計2万円が住居費として必要なイメージになります。

 

住宅ローンも確かに不安ですが、しっかり将来を見据えたライフプランを立て、無理のない範囲の資金計画にすれば、仕事や住宅ローンだけに追われず、自分の趣味や家族との時間も楽しみながら、マイホームで豊かな暮らしが実現できるはずです。

最悪のリスクヘッジとして若いうちはいくらでも働いて稼ぐ事ができますが、老後は物理的にどうにもならない部分もあります。

よほど老後の蓄えがたっぷりある人以外は、この賃貸デメリットはしっかり考えた方がいいと思います。

まとめ

最後まとめに入りますが、マイホームは賃貸に比べて広さもあり、他の住人に気を使う必要がないという、住み心地の面で大きなメリットがあります。

 

確かに3000万円、4000万円という大金を長期にわたって住宅ローンで返済するという不安はあると思います。

しかし、払い続ければ大きな金額になるのは賃貸も一緒で、明確なライフプランを作ってご予算内でマイホームを建築すれば、住宅ローンの支払いが苦しくなり家計破綻するリスクもありません。

 

また、土地は資産なので必要に応じて売却したり、いずれお子さんやお孫さんに譲ることもできます。

 

一方で賃貸は、収入やライフスタイルの変化に合わせて住み替えでき、税金もかからないメリットがあります。

ただ、子育て世帯の方にとっては、他の住人に音の問題で迷惑をかけてしまうのは大きなストレスで、それが嫌で家を建てることにした方はたくさんいます。

 

また、賃貸の方が経済的に気楽と考えがちですが、仕事がなくなったり、年金暮らしの老後になったりしたときに、意外と家賃が安い所を借りるのは難しいことも、頭の片隅に入れてほしい情報です。

 

不動産屋さんも大家さんも商売なので、家賃が払えなければ追い出され、リスクのある高齢者には貸さないという所もあります。

 

老後の蓄えがたっぷりあって家賃をしっかり払える人なら、ずっと賃貸でもいいと思います。

しかし、そうではないなら住宅ローンを組んでマイホームに住み、頑張って早くローンを返し、老後は税金やメンテナンス費用、火災保険の支払いに月2万円だけという選択を、私としてはお勧めします。

 

その方が家族も、マイホームでのびのび快適に生活でき、長い目で見てもリスクが少ないと感じます。

 

マイホームと賃貸のメリット・デメリットは、今回お話したことが全てではないですが、これからマイホームを作ろうか迷っている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。

 

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

ぜひ、チャンネル登録をお願いいたします。

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