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2021.10.05

【キレイ好きは要注意!】白い素材の外壁・内壁・床について徹底解説!

皆さんの中にも外観はまっ白にしたいとか、白を基調に木とかガルバを組み合わせてお洒落にしたい、床もタイルとか白系でスッキリ明るくしたいという感じで、いろいろとマイホームへの理想を持っていると思いますが、どうしても気になるのが汚れだと思います。

 

好みはあると思いますが、汚れさえしなければ白い外観はパキっとシンプルで特有のスッキリ感があり、室内の床や壁も明るく清潔感があり人気が高い色の1つです。

 

そこで今回のブログでは家の外壁や内壁、床に白を使う場合に、どんな素材を使えば汚れを防ぎやすいか、もし汚れたらどう対処すれば良いか、ある程度判断できるようになってもらいたいと思います。

 

ちなみに今回ご紹介する以外でも「この素材にして良かった」「これは微妙だった」みたいな生の声をいただけると有り難いので、良かったらYouTubeの方にコメントください。

 

大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりをお手伝いさせていただいた経験を踏まえて、これから家を建てる人が失敗しないための情報をできるだけわかりやすくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

白い家で汚れが気になる3つの材料

今回、白い家で汚れが気になる場所は次の3つです。

 

1.外壁

2.床

3.内壁

 

それでは1つずつ解説します。

 

1.外壁

白い家で汚れが気になる場所1つ目は、外壁です。

 

外壁は自分たちだけでなく、周りや通りすがりの人にも見られてしまうので1番汚れが気になる場所です。

 

実際にパッと見はお洒落だけど、よく見ると窓や換気扇の所に雨だれとかで黒い線が入っていたり、場所によっては緑っぽいコケが生えていて残念に感じることがあります。

 

この外壁の汚れを防ぐために注意してほしいのが表面の仕上げで、今回は代表的な3つをご紹介します。

 

①窯業サイディング

1つ目は一般的に多く使われている窯業サイディングという素材です。

表面にはウレタン塗装やフッ素配合の塗装、光触媒効果のある塗装などがされていて、それぞれ使われている塗料によって金額や耐久年数、汚れにくさが変わります。

 

例えばウレタン塗装の耐久性は10年前後、フッ素塗装はもう少し長く15年前後で、表面に付いた汚れを浮かして落とす親水効果もあります。

 

光触媒はセルフクリーニング機能があり、紫外線で外壁の表面に付いた汚れを分解し、耐久性も30年前後あります。

 

特に排気ガスの汚れに効果が高く、大通りに面した家で汚れが心配なお宅におすすめですが、方角や光の当たり具合で汚れ落ちに差が出る可能性もあり、同じ家でも面によって色が変わって見えることがあるため注意が必要です。

 

②ガルバリウム鋼板

2つ目はガルバリウム鋼板で最近は屋根材としても人気が高く、デザイン的な好みはあると思いますが個人的におすすめできる素材の1つです。

 

金額と耐久性のバランスが非常に高く、選択するグレードにもよりますが先程の窯業サイディングと同じくらいの金額で採用できます。

 

耐久性も30年前後は大丈夫ですし、素材の特性上、汚れやコケも付きにくく高圧洗浄などで掃除しやすくメンテナンス性も高い素材です。

 

③塗り壁

3つ目の塗り壁は賛否両論あると思いますが、特有のシンプルな雰囲気が好きな方にはおすすめです。

ただ塗り壁も正直ピンキリで、表面の塗材もいろいろな種類があり汚れにくさや金額もバラバラで、さらに下地に何を使うかによって断熱性やひび割れのしやすさ、耐震性も変わります。

 

私の会社で標準採用している塗り壁はSTOという商品で、専用のEPSという発泡系断熱材で家をぐるっと囲み、その上にアクリル樹脂の塗り材で仕上げます。

 

金額は今回ご紹介した3種類の中で1番高いですが、汚れに対しては半永久的に持続する超撥水の性能を持ちます。

 

さらに雨で汚れを落としてくれる自己洗浄能力を備え、まったく汚れない訳ではありませんが他の塗り壁と比較するときれいFさを保ってくれます。

 

ここまでざっくりと外壁材の種類をお伝えしましたが、細かい注意ポイントや選び方については別の動画で詳しく解説していますので、興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。


 

2.床

白い家で汚れが気になる場所2つ目は床です。

ホテルライクな雰囲気が好きな方や、とにかく部屋を明るくしたい方には床に白い素材を使うのもおすすめです。

 

スッキリ広く見えて高級感もあり素敵ですが、やはり汚れや傷が気になるという声も多く聞かれます。

 

床の素材は大きく分けると、「木」「タイル」「カーペット」「クッションフロア」の4種類があり、それぞれ白系から暗い色までカラーバリエーションが豊富です。

 

どれを選ぶにしても白だと髪の毛や色の濃い汚れ、傷付いた時の下地など、どれも目立ちやすくなります。

 

これについての対策は難しく、できるだけ掃除して汚れないように生活し、傷付いたら早めに補修するしかないと思います。

 

ただ床が暗い色だと目立ちにくいだけで、実際には髪の毛が落ちていたり汚れていたりするのは一緒なので、見方を変えれば白は汚れなどを発見しやすく掃除しやすいとも言えます。

 

マメに掃除できる、少しの汚れなら気にしないという方なら良いですが、少しの汚れや傷でも気になる方は白い床材を避けた方が賢明だと思います。

 

また無垢床の注意点として、素材自体が明るく白っぽいバーチやメイプル系の樹種を選ばれる場合は良いのですが、塗装で白くしてある物は注意が必要です。

 

初めは雰囲気が良いのですが暮らしていくうちに擦れて剥げてしまったり、傷で塗装が取れてしまうと余計に目立ちやすく、その点を十分にわかったうえで採用しましょう。

 

掃除やお手入れを楽にするポイントや、内装材の選び方、無垢床のメリット・デメリットについては別の動画で詳しく解説しているので、興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。


 

3.内壁

 

白い家で汚れが気になる場所3つ目は内壁です。

 

内壁とは室内の壁のことで、白やベージュやグレーが少し入った色が多く、床と同様に開放感やスッキリした雰囲気になる反面、汚れはどうしても目立ちやすくなります。

ビニールクロス

一般的に多く使われるビニールクロスの壁なら、選ぶグレードによっては汚れや傷が付きにくかったり、汚れが付いても落ちやすいコーティングがしてあったりします。

 

なので汚れの種類によりますが、中性洗剤や消毒用のアルコールを含ませた布で拭けば、比較的かんたんに汚れを落とせます。

 

ただ時間が経ち染み込んだり酸化したりすると、落とすのが難しいので汚れたらできるだけ早く拭き取るのがポイントです。

自然素材

次にご紹介する壁仕上げは、漆喰や珪藻土、漆喰クロスなどの自然素材で作られた製品です。調湿性能があり表面の質感がマットで上質な雰囲気があり、素材感を大切にしたい方に人気があります。

ただし最大の欠点は汚れが付きやすくほぼ落とせないことです。私のマイホームでも漆喰クロスを採用していますが、子供たちと暮らす中でどんどん汚れてしかもなかなか落ちません。

 

汚れを落とす方法は消しゴムで消えるか試し、難しければメラミンスポンジやサンドペーパーでこする、それでもダメなら重曹を使う方法があります。

 

ただ余計に汚れが広がってしまうこともあるので、いろいろと試して難しければ張替えや塗替えを検討しましょう。

 

LDKを広く見せるテクニックや、床や壁に自然素材を使う際の注意ポイントは別の動画で詳しく解説しているので、興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。

 

 

・まとめ

最後にまとめに入りますが、今回ご紹介させていただいた白い家で汚れが気になる場所は次の3つです。

 

1.外壁

2.床

3.内壁

 

それぞれの概要はここまでお伝えした通りですが、外壁や床、内壁に白を採用するのはメリットも多い一方で、汚れや傷が目立ちやすいというデメリットがあります。

 

これは家に限らず洋服や靴も一緒ですが、家ではどの素材を採用するかによって同じ白でも汚れやすさや落ちやすさが違います。それぞれの特徴をしっかり理解したうえで採用していただき、後から「しまった」とならないようにしてください。

 

今回のブログが全てではないですが、これからマイホームを考えている人にとって少しでも参考になれば幸いです。

 

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

ぜひ、チャンネル登録をお願いいたします。

 

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