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2022.09.18

【注文住宅】平屋で後悔続出!よくある失敗4選と解決策を工務店社長が解説!

「平屋で後悔してる人、意外と多いです。」

 

最近は平屋を建てたいという方の需要が物凄く増えていて、ハピナイスでも3件に1件ぐらい平屋ですし、一生涯暮らす事を考えると個人的にもおすすめしていますが、平屋特有のデメリットや注意点があるのも確かなので、何も考えずに普通に作ってしまうと、必ず後悔すると断言できます。

 

そこで今回は「平屋でよくある失敗4選と要注意ポイント」をご紹介しますので、暮らしてから「なんか使いにくい」「もっと考えれば良かった」と後悔しないように、平屋を計画する上での参考にしていただけると幸いです。

 

大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりに携わった経験を踏まえて、有益な情報をできるだけわかりやすくお伝えしますので、ぜひこのタイミングでYouTubeのチャンネル登録をしていただき、最後までご覧ください。

 

あとサイト内にイベント情報も載ってますので、良かったらご参加ください。

 

それでは1つずつ解説します。

1.外からの視線

 

平屋の失敗1つ目は、外からの視線です。

 

平屋は1階に全ての部屋があるので、ワンフロアで完結していろいろと便利な反面、2階建てに比べて道路やまわりの家から室内が見られてしまう可能性が高くなってしまいます。

 

この対策としては、窓の取り方や建物の形、外構エクステリアを工夫するしか方法はなくて、2階建ての要領で間取りや資金計画を組んでしまうと、必ず失敗してしまいます。

 

具体的には例えば、

 

・大きな窓を極力少なくして、横長の窓をハイサイドやローサイドに設置する

・窓ガラスの種類を透明じゃなくて型ガラスにする

・建物の形をL型やコの字型にして中庭を設ける

・外構で目隠しフェンスをつくる

 

という選択肢が代表的で、この4つを組み合わせれば、明かりを取りつつプライバシーを守る事ができます。ただ建物の形を変えるのもお金がかかるし、外構での目隠しフェンスも、平屋の場合は範囲が広くて高くなるケースが多いので、通常よりも余分に予算を見ておく必要があります。

 

あと外からの視線が気になるというと、リビングの対策ばかり考えがちですが、平屋の場合は寝室や子ども部屋も1階になるので、道路や周辺環境、近隣の窓や庭の位置まで考慮して、プランを計画するようにしましょう。

2.防犯面

 

平屋の失敗2つ目は、防犯面です。

 

こちらも1つ目と同じイメージになりますが、2階建ての家と比べると1階の窓の数は当然多くなる傾向にあるので、泥棒の侵入路は増えてしまいますし、寝室や子ども部屋も1階なので、万が一を考えると怖くて寝られないという方も多いです。

 

これは正直2階建てでも同じ事が言えますが、具体的な対策として

 

・大きな窓を極力少なくして、できるだけ小さな窓をハイサイドに設ける

・窓ガラスの種類を防犯ガラスにする

・大きな窓にはシャッターを付ける

・死角になる場所に防犯カメラやセンサーライトを設置する

 

この4つが非常に有効で、防犯カメラやセンサーライトがあれば泥棒は警戒して近づかないですし、泥棒が侵入に手間取って諦める時間について、5分経過したら7割が撤退するそうなので、窓にも一工夫しておく事で、破られるリスクをかなり減らす事ができます。

 

どの対策をするにしても、後からだとできない事が多いですし、できても余分にお金がかかってしまったり、配線が露出して見栄えが悪くなってしまう事が多いです。

 

なので可能であれば設計段階から考慮していただいて、プラスα、外構工事の際に、家のまわりを歩くとジャリジャリ大きめの音がなる防犯砂利を敷くようにして、万全の対策をするようにしましょう。

3.干す場所

 

平屋の失敗3つ目は、干す場所です。

 

基本的に室内干しや乾燥機で考えている方は気にしなくて良いですが、平屋はバルコニーが無いので、外干し派の場合は他に干す場所を考える必要があり、それぞれの注意点を知らないで選択すると、暮らしてから使いにくいと後悔してしまいます。

 

まず外干しの場合、基本的に庭で干すという方が多く、リビングから続きで出られるようにデッキを作ったり、LIXILやYKKとかが出している既製品のサンルームを設置するのが一般的な方法になります。

 

デッキで干す場合は、家の中や近隣から洗濯物が見えてしまったり、雨の日は干せなかったりするので、家の中から見えないような死角場所を作ったり、目隠しフェンスも合わせて考える必要があり、家の構造にもよりますが軒を深く出してあげる事で、雨の日対策をする事もできます。

 

ただデッキの種類を何にするかで、耐久性や使い勝手も大きく変わってきますし、目隠しフェンスや軒を出すのもそうですが、ある程度コストもかかるので、外干しで考える場合にはしっかりご予算を見ておくようにしましょう。

 

あと家の外にサンルームを設置する場合は、脱衣室からそのまま出られるような動線にしてあげる事が大切です。

 

日光に当てて洗濯物を乾かせるし、屋根が掛かっているので雨の日でも濡れずに干すことができて、プラスα、外部コンセントをつけて除湿機やサーキュレーターを回せば、梅雨時期でもある程度乾くので非常に重宝すると思います。

 

ただ一点、見た目的なおしゃれさは正直無いので、できるだけ道路から見えない位置にするのがおすすめで、近隣からの目線が気になる方は、半透明のパネルタイプを選ぶようにしましょう。

 

ちなみに庭やサンルームで干す場合でも、布団を庭まで持っていくのは大変ですし、場所も取ってしまうと思うので、もし各居室に引違いの窓を設置する計画の場合には、合わせて窓の外に布団干しバーを取り付けて、各部屋からダイレクトに干せるようにするのもおすすめです。

4.日当たり

 

平屋の失敗4つ目は、日当たりです。

 

2階建ての場合には、1階のLDKや2階の居室を南側に設けて採光を確保する事ができますが、平屋の場合は全ての部屋が1階になるので、どうしても居室は北側とかになってしまいがちで、日当たりが悪くなる傾向にあります。

 

寝室みたいに主に夜に使う部屋なら良いですが、子ども部屋が北側だと、ちょっと可哀想と思う人だと、完成した間取りをみて後悔してしまいます。

 

この基本的な対策としては、窓を上手に設けるしか方法がなくて、大きな窓を無闇につけてしまうとプライバシー問題や防犯面で心配が多くなるので、ここまでご紹介したような方法で、

 

・建物の形をL型やコノ字型にして中庭を設ける

・できるだけ採光が取りやすく防犯面でも有利なハイサイドに窓を設ける

・勾配天井や高天井にして、さらにハイサイドに窓を設ける

・屋根にトップライトを設けて、上から光を入れる

 

この4つが非常に有効な手段になります。

 

実際に最近は、LDKの居心地を最優先にする方が多くて、子ども部屋をしっかり使うのは10才~20才ぐらいまでの10年間だけですし、最近は高校受験の際でもリビング学習というパターンも多いので、そもそも昼間の光を居室に入れる必要が無いという考え方もあります。

 

この辺りはご家族の価値観や優先順位もあると思うので、何を大切にしたいか、しっかり話し合って決めるようにしましょう。

●まとめ

 

ちなみに以前の動画で、目隠しに使う塀や防犯対策で失敗しない方法、おすすめの部屋干しアイテムと、ランドリールームの後悔しない作り方について詳しく解説しているので、興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

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